個別企業

中国巨大IT企業テンセント(騰訊)の事業内容と業績まとめ

投稿日:

この記事では中国ハイテク業界の雄を目指してアリババと熾烈な競争を繰り広げているテンセント・ホールディングスの事業内容や業績をまとめています。

内容は決算発表などとともに随時更新していく予定です。

テンセント

テンセントは企業と顧客、個人と個人、そしてオンラインとオフラインをコネクト、つまりつなげるところに大きな価値を見出しています。

テンセントの顧客ベース

PCからモバイルへの移行で失敗している企業もある中、テンセントはモバイルへの移行をうまくやっているようです。

インスタントメッセンジャーのQQは全体のMAUが803百万人でうちモバイルを使用しているユーザーが709百万人(88%)、スマートフォンのチャットアプリWeixin&WechatのMAUは1,058百万人となっています。

テンセントの提携・出資先

ライバルのアリババと同様にあらゆる分野の有望企業と提携や出資によって関係をつくっています。

ソフトバンクのSVF(スーパービジョンファンド)における考え方をみてもわかるように、これからは全てを自社や子会社でまかなうのではなく、有望な企業と手を組むことでより緩やかな連合をつくっていく方向にあるのだと思います。

参考記事:ソフトバンクグループ(9984)の事業内容と業績

有名どころでは、JD.COM、美団、Didi、Mobikeと関係があるようです。

テンセントのビジネスモデル

テンセントが持つビジネスモデルとしては、上の4つがあります。フィーベースのビジネスでは有料課金や購読料が収入になっています。

また、テンセントの持つ様々なビジネスには膨大なトラフィックがあるので、そこに広告を置くことで広告収入も得ています。

そして、一番下のトランザクションベースのビジネスモデルがウィーチャットペイなどオンラインペイメントやクラウドサービスによるものとなっています。

 

テンセントの事業ごとの内容

テンセントの各事業のポジション

上の図をみてもらうとわかるようにテンセントはそれぞれの分野でトップシェアをとっています。

ここでは具体的に各事業の内容をみていきましょう。

ソーシャルメディアビジネス

テンセントのソーシャルメディア事業

中国では、グーグルやフェイスブックなどは事実上締め出されていますからテンセントやアリババがその役割をになっていることになります。

現状でその構造は変わらないと思いますが、もしグーグルやフェイスブックなどが本格的に中国市場に参入してくるとテンセントもアリババも苦境に立たされる可能性があります。

 

メディア広告

メディア広告

テンセントには膨大なトラフィックがありますからそれを広告でマネタイズしていくのは当然の流れです。

ソーシャルと他の広告

ソーシャル広告

 

テンセントの業績まとめ

テンセントの業績関連のデータをグラフにまとめておきます。

テンセントの業績スライド

テンセントの業績推移

テンセントの業績概要

テンセントの業績推移です。

この10年で売上が33倍、営業利益が21倍になっています。

成長率の平均値は売上で48%、営業利益で42%です。

 

テンセントの利益率

テンセントの利益率

テンセントの利益率、収益性のデータです。

利益率は低下傾向にあります。

収益性を示す営業CFマージンと経営効率性を示すROEは低下傾向にやや歯止めがかかってきているように見えます。

 

テンセントのキャッシュフロー

テンセントのキャッシュフロー

テンセントのキャッシュフローです。

手元に入ってきたキャッシュはガンガン投資に回していることがわかります。

配当は一応されていますが、配当性向で一桁台となっています。

配当や自社株買いで株主に還元されるのはまだ先になりそうです。

ブログ村

↓押して頂けると著者の励みになります。

にほんブログ村 株ブログ 米国株へ
にほんブログ村

本日もご精読ありがとうございました。

ウォールストリートジャーナル

★おすすめ情報★
投資で成功するためには情報への投資も大切です。
世界のリーダーが愛読する経済紙・ウォールストリート・ジャーナル

僕も10年以上利用しています。IPOや米国株を中心とした海外投資を考えている人は口座開設しておきましょう。
No.1ネット証券で始めよう!株デビューするならSBI証券

パフォーマンスファースト広告



-個別企業
-, , ,

Copyright© Life is Investment 人生は投資だ , 2019 All Rights Reserved Powered by STINGER.