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IoT時代到来で復活なるか!?一世を風靡したブラックベリーの今

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かつてできる大人たちがこぞって使ったモバイル端末がありました。

その名は「BlackBerry(ブラックベリー)」。

しかし、スマホの普及とともに忘れられた存在になってしまいました。

しかし、実は「BlackBerry(ブラックベリー)」は、ソフトウェアサービス企業として復活しつつあります。

この記事では、来るべきIoT時代に欠かせない存在になるかもしれないBlackBerry(NYSE:BB)についてまとめました。

BlackBerry(ブラックベリー)とは?

ブラックベリーの栄光と挫折

ブラックベリー端末

今では、スマートフォンの多くにはキーボードがついていません。

しかし、かつてガラケーが世の中に溢れていた頃は、ぽちぽち押せるキーボードが必ずついていました。

そんな中でパソコンと同じキーボード配列(QWERTYキーボード)という独自のスタイルで一世を風靡するしたのがリサーチインモーション社のBlackBerry(ブラックベリー)でした

2010年度には4700万人の加入者を記録するなど人気がありましたが、iphoneやアンドロイド端末との競争に破れほとんど忘れられた存在となってしまいました。

しかし、IoT(Internet of Things:あらゆるものがインターネットに接続される)時代の到来を前に思わぬ形で復活の兆しを見せているのです。

スマホ・クラウドからIoT時代へ

ブラックベリー プレゼンテーション資料

時代の流れは止まることなく流れ続けています。

ウィンドウズがPCを身近なものにし、2000年にかけてインターネット時代が本格的にスタートしました。

アップルのアイフォーンがスマートフォンという新しいモバイル領域を開拓し、現代人は常に手元にスマートデバイスを持つ時代をいきています。

 

そして、次はIoTの時代が来つつあります

これまでは、情報のやり取りをする主体は「人間」でした。

しかし、今後は「車」や「ロボット」「AI」などが自律的に情報をやり取りするようになります。

ここは、おそらく間違いのない時代の流れだと思います。

 

問題は、そこでの勝者がどの企業(あるいは技術)になるのかということです。

 

ブラックベリーは一世を風靡した端末を作っていましたが、アップルのiPhoneに駆逐されてしまいました。

それと同じような事象が今後のIoT時代にも起きる可能性は高いでしょう。

そして、IoT時代の一つのキーワードになるのが、セキュリティーの問題です。

 

ブラックベリーの本格的な復活もIoT時代の宿命でもあるセキュリティー問題を解決できるかにかかっていると言えそうです。

IoT時代に必要なのは強固なセキュリティー

ブラックベリーの提携企業

上の図によるとアメリカ政府の7割、そして大手商業銀行の9割、大手ヘルスケア企業の8割がブラックベリーの端末やソフトウェアを導入しているようです。

かつてはオバマ大統領もブラックベリー端末を利用していましたし、その信頼性には揺るぎないものがあるように感じられます。

端末としては忘れられた存在になりつつあるブラックベリーですが、そこで培われた強固な技術がソフトウェア&サービスカンパニーとして同社を復活に導くかもしれません。

業績推移

四半期業績の推移

ブラックベリーの四半期業績

売上の減少が続いていることがまず目につきます。

営業損益もまだ赤字が続いていますが、最悪期は脱し少しずつ改善されてきています。

セグメント別売上

ブラックベリー セグメント別売上

ここ3期で見事なまでにセグメントの売上が逆転しています。

FY2016には売上の76%を占めていたハンドヘルドデバイスセグメント(つまりブラックベリー端末)がFY2018には19%にまでシェアを低下させています。

かなりに主役に躍り出たのがソフトウェア&サービスセグメントです。

こちらのセグメントはこの3期で年平均21%の成長を見せています。

利益率の改善

ブラックベリー四半期業績

Non-GAAPでのデータになりますが、これをみても粗利益率、営業利益率ともに改善してきていることがわかります。

会社の目標では、粗利益率90%、営業利益率20~25%となっています。

そのレベルにはまだ達していないので、「道半ば」といったところでしょうか。

かつてマイクロソフトもビジネスモデルの転換を前に低迷していた時期もあったようにビジネスモデルの転換はそれほど生易しいものではないと思います。

ブラックベリーの株価

5年間の株価チャート

ブラックベリー 5年間の株価チャート

ここ5年間の株価チャートです。

これを見ると6ドルあたりが底になっています。

2018年に入り15ドル近辺まで上昇しましたが、現在はやや下落して$9.3あたりとなっています。

時価総額は5ビリオンドル(約5,500億円)ほどとなっています。

11年間の株価チャート

ブラックベリー 15年間の株価チャート

2007年から2018年までの長期チャートです。

これを見ると投資家としては震え上がるしかありません。

金融危機(いわゆるリーマンショック)の影響もあったのでしょうが、2008年半ばからの1年で株価は1/3程度になっています。

その後も回復することはなく現在も高値の$150から見ると1/15くらいの株価になっています。

いくら素晴らしいビジネスモデルでも一度破壊されるとなかなか立ち直れないことを示す実例だと言えます。

果たして、ブラックベリーが語るEOTの時代に再び株価が上がることはあるのでしょうか。

これからも決算を中心にウォッチしていきたいと思います。

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