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テンセントホールディングスのFY2018Q3決算 売上、EPSともに予想を上回る

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中国のハイテク業界を牛耳る巨人の1つテンセント・ホールディングスのFY2018Q3(第3四半期)の決算が発表されました。

売上、EPSともにアナリスト予想を上回るまずまずの内容でした。

この記事では、今回の決算の内容を中心にテンセントの事業内容などを見ていきたいと思います。

決算内容

ハイライト

テンセント18Q3決算ハイライト

  • 売上の半分以上を占める付加価値サービス全体の伸びが+5%
  • ソーシャルネットワークは20%近くの伸びを示したが、オンラインゲームが-4%と足を引っ張る形となった
  • 広告は+47%と大きく伸びた。特にソーシャルその他の伸びが+61%と傑出している
  • その他の売上(決済サービス、クラウド)も+69%と大きく伸びている
  • Non-GAAPベースでは純利益の伸びが+15%となっているので、現状ではそのくらいの成長が通常運転となりそう

セグメント別売上

テンセント セグメント別売上

  • オンラインゲームが占める割合が下がってきている(59%→32%)
  • その他が占める割合が上がってきている(5%→25%)

セグメント別利益率

テンセント セグメント別利益率

  • VAS(付加価値サービス)の利益率が低下
  • その他の利益率が向上

利益率の推移

テンセント 利益率の推移

全体的に利益率が下がってきています。

これは事業構成が変わってきていることに起因するものだと思われます。

今後も売上に占めるゲームの比率が下がっていき、その他(決済、クラウド)の比率が上がっていくことになるでしょう。

そのときに利益率がどのように変化していくのかに注意が必要です。

業績推移

業績概要

テンセント 業績推移

売上、営業利益ともにきれいな右肩上がりとなっています。

売上に関して言えばYoY(前年同期比)のみならずQoQ(前四半期比)でも 成長していることが読み取れます。

成長率

テンセント 成長率

今期はやや成長率が下がってきています。(といっても20%以上)

今期に関していえば主力のオンラインゲームがマイナス成長になってきているのが大きな原因です。

今後は、クラウド、決済事業で成長していきつつ、次の成長にむけた種まきをしていくことが求められます。

クラウド、決済では、アリババともがっつり競合してしまうのでテンセントにとっても難しい戦いになるでしょう。

株価

テンセント 株価チャート

2018年に入って株価は大きく下落しています。

50%前後の成長を見せていた前期から成長が鈍化してきているのでそれを嫌気した売りだと考えられます。

現状ではオーガニックな成長は20%前後になりそうなので、それを前提として株価水準を探っていくことになりそうです。

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