資産運用

高リターンが期待できる米国上場の債券ETFはこれだ

投稿日:

米国株が大きく下落しています。

米国株に投資している人の中にも不安になっている人も多いでしょう。

しかし、安心してください。

株式がだめでも債券があります。

この記事では、米国に上場している債券ETFの中から過去に高いリターンを上げているものを一覧にして解説しています。

ポートフォリオに債券を組み入れてうまくリスクをコントロールしましょう。

高利回りが期待できる米国上場債券ETFの一覧

SBI証券が取り扱っている米国に上場している債券ETFの中から、概ね設定日から10年、長期的に3%以上のリターンをあげてきたものという基準で選択しました。

※リターンは過去の実績であり、今後のリターンを保証するものではありません。

ティッカー 銘柄名 経費率 純資産 Bil 5年リターン(年率) 10年リターン(年率) 設定来リターン 設定日
CWB SPDR® ブルームバーグ・バークレイズ・コンバーチブル債券 ETF 0.40% 4.28 10.23% - 11.82% 2009/4/14
SPLB SPDRポートフォリオ米国長期社債ETF 0.07% 0.36 5.36% - 8.26% 2009/3/10
EDV バンガード 超長期米国債ETF 0.07% 1.77 6.92% 6.92% 7.07% 2007/12/6
VCLT バンガード 米国長期社債ETF 0.07% 3.32 5.17% - 6.66% 2009/11/19
BLV バンガード 米国長期債券ETF 0.07% 10.44 5.22% 7.00% 6.28% 2007/4/3
TLT iシェアーズ 米国国債 20年超 ETF 0.15% 7.74 4.70% 5.35% 6.03% 2002/7/22
EMB iシェアーズ J.P.モルガン・米ドル建てエマージング・マーケット債券 ETF 0.40% 14.72 4.48% 6.66% 5.68% 2007/12/17
HYG iシェアーズ iBoxx 米ドル建てハイイールド社債 ETF 0.50% 14.18 4.30% 7.49% 5.43% 2007/4/4
LQD iシェアーズ iBoxx 米ドル建て投資適格社債 ETF 0.15% 31.18 3.68% 6.84% 5.18% 2002/7/22
BIV バンガード 米国中期債券ETF 0.07% 31.02 2.41% 4.95% 4.65% 2007/4/3
BND バンガード 米国トータル債券市場ETF 0.05% 199.35 2.11% 3.60% 3.75% 2007/4/3
AGG iシェアーズ・コア 米国総合債券市場 ETF 0.05% 52.57 2.11% 3.67% 3.70% 2003/9/22
SPTL ブルームバーグ・バークレイズ米国国債長期指数 0.06% 1.13 4.42% 5.95% - 2007/5/23

設定来のリターンで1位となったのは、SPDR® ブルームバーグ・バークレイズ・コンバーチブル債券 ETF(CWB)でした。

長期債券や転換社債を投資対象とするものがリターンの上位に来ています。

一方、これらのETFは純資産額があまり高くなくそれほど人気でないこともわかります。

純資産の大きさとしてはBNDが突出しています。

次に、上位3つのETFについて詳細を見ていきます。

SPDR® ブルームバーグ・バークレイズ・コンバーチブル債券 ETF(CWB)

こちらのETFは米国の転換社債などの転換市場をカバーする指数に連動するよう設計されたETFです。

転換社債は、一定の価格で株式に転換できる権利が付随した債券です。

金利収入を得つつ、当該企業の株価が上昇すれば株式に転換して利益を得ることもできるというハイブリットなものになります。

設定来のリターンが高くなっているのは、設定日がリーマン・ショック後の株価低迷時であり、その後、大きく米国市場の株価が上昇していることによるものだと考えられます。

株式市場低迷時にはこれほどのリターンは期待できません。

過去の年次リターン

CWB 年次リターン

2011年は-7.7%と大きくマイナスになっています。

プラスの年は10%を超える上昇となっており、通常の債券ではなかなか得られないリターンとなっています。

こんな人に向いている

CWBはジャンル的には債券に分類されますが、先述したようにリターンの大部分は株式市場の上昇によるものだと思われます。

なので、考え方としては「リスクの抑えられた株式」というイメージで扱うのがいいでしょう。

株式ほどのリターンはいらないけど、債券の利回りでは物足りない。

CWBはそういった人に適しているETFだと思います。

なお、経費率は0.4%とやや高めです。

SPDRポートフォリオ米国長期社債ETF(SPLB)

ベンチマークのブルームバーグ・バークレイズ米国社債長期指数は、満期まで10年以上の米国社債のパフォーマンスを計測することを目標とする指数です。

ファクトシートを見ると、20-30年の残存期間のものが63.57%と最も多くなっています。

投資している社債の格付けは、Aが41.57%、Baaが49.57%で多くを占めています。

過去の年次リターン

SPLB 年次リターン

9年間(2018年はまだ終わっていないので除外)でプラスの年が7回、マイナスの年が2回となっています。

マイナスになっている年も5%前後となっているので比較的リスクは抑えられている印象です。

ただ、残念ながら2008年の金融危機時のデータがないので(設定が2009年)、大きな金融危機時にどのくらいのマイナスになるかは未知数です。

こんな人に向いている

ポートフォリオに債券を組み込む理由としては、キャッシュポジション的な意味合いで組み込む場合(一時的なもの)とポートフォリオ全体のリスクを抑える場合(恒常的なもの)の2種類があると思います。

長期の債券はどちらかというと後者に分類されると思いますが、このSPLBは、どちらにでも使えそうです。

債券の割には高いリターンが期待できますし、値動きもこの10年ほぼボックス圏で推移しており買う時期を大きく間違わなければ、大きくマイナスになることは少ないと思われます。

経費率は0.07%でかなり低く設定されています。

バンガード 超長期米国債ETF(EDV)

EDVがベンチマークとするブルームバーグ・バークレイズ米国債STRIPS(20-30年)均等額面インデックスは、残存期間が20~30年の米国財務省証券ストリップス債のパフォーマンスを測定する指数です。

米国財務省発行の証券ですので、発行体のリスクを考える必要がない点は安心できます。

過去の年次リターン

EDV 過去リターン

過去10年間でマイナスが3回、プラスが7回となっています。

プラス、マイナスともに株式並みの変動があります。

こんな人に向いている

さきほどのSPLBと同じく長期の債券ですが、値動きの大きさは比ではありません。

金利の動向をしっかりと読みつつ、適切なタイミングで売買することが求められそうです。

ただ、株式や社債のように発行体のリスクをあまり考えないで良いので、株式の代わりにトレード目的で売買するのも悪くないかもしれません。

経費率は、0.07%で最も低い部類に入ります。

配当の利回りは3.22%となっています。

 

まとめ

株式に比べると地味で、個人投資家にもあまり人気がない債券ETFですが、調べてみると意外と高い利回りが期待できるものもあったりして新鮮でした。

ポートフォリオ・マネジメントも最も重要な部分は、リスク管理だと思います。

特に、年齢が高くなり、運用できる期間が短くなればなるほどこのリスク管理が重要になります。

ポートフォリオの中にリスクの低い資産を組み入れて、大きなマイナスを防いでいかなければなりません。

そういうときに、今回紹介したような債券ETFは使い勝手がいいのです。

債券ETFの中でも、値動きが少ないものもあれば、株式のように大きく変動するものもあるのでご自身の用途にあったものを選ぶことが重要です。

 

今回は設定来の利回りが高かった上位3つのETFについて詳細を書きましたが、他にもiシェアーズ J.P.モルガン・米ドル建てエマージング・マーケット債券 ETF(EMB)やウィズダムツリー 米国ハイイールド社債ファンド(金利ベア型)(HYND)など面白そうな銘柄もあるので気になる人は調べてみてください。

 

ご精読ありがとうございました。

ブログ村

↓押して頂けると著者の励みになります。

にほんブログ村 株ブログ 米国株へ
にほんブログ村

本日もご精読ありがとうございました。

ウォールストリートジャーナル

★おすすめ情報★
投資で成功するためには情報への投資も大切です。
世界のリーダーが愛読する経済紙・ウォールストリート・ジャーナル

僕も10年以上利用しています。IPOや米国株を中心とした海外投資を考えている人は口座開設しておきましょう。
No.1ネット証券で始めよう!株デビューするならSBI証券

パフォーマンスファースト広告



-資産運用
-, ,

Copyright© Life is Investment 人生は投資だ , 2019 All Rights Reserved Powered by STINGER.