読書

悲報 ジム・ロジャーズ、アメリカ株の暴落を予言

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今、投資すべき場所は朝鮮半島とロシアである。反対に米国株は売りだ。

そんなにわかに信じることができないことを主張しているのが、今回紹介する本の著者ジム・ロジャーズです。

ジム・ロジャーズは、ジョージ・ソロスとともにクォンタムファンドを運用し10年で4200%という驚異的なリターンを叩き出した伝説の投資家です。

そんな彼が、今の経済をどう見ているのか、そして魅力的な投資先について教えてくれるのがこちらの本です。

それでは、早速この本に書かれている内容を簡単にまとめておきます。

この本の要点
  • 歴史は韻を踏む→歴史を学べ
  • 「今度は違う」というセリフは危険な兆候
  • 外国人を排除し、門戸を閉じた国は衰退する
  • 危機が起きたときは、投資のために機敏に行動するときだ
  • 世界中の市場が暴落しても、日本株と中国株、ロシア株は保有しておく
  • 韓国・北朝鮮は今後10年から20年の間、投資家に最も注目される国になる
  • 中国株で注目しているのは、環境ビジネス、鉄道などインフラ産業、ヘルスケア、ツーリズム、農業
  • 独裁体制が経済にとって必ずしもマイナスにはならない。すべては独裁者の器次第(成功例:シンガポールのリー・クアンユー)
  • ロシア経済に注目
  • 誰も目をつけていないものをすぐさま買え
  • ETFに入っていない企業を探す

恐怖が支配する場所・誰にも注目されていないものに注目する

ジム・ロジャーズの真骨頂は、恐怖が支配するマーケットに誰より早く参入してリターンを得ることです。

その文脈で、本書で推されているのが、朝鮮半島とロシア。

朝鮮半島は、北朝鮮と韓国の統一され市場が開放されれば、中国、ロシアなどの資本が入って成長が加速すると著者は予測しています。

また、アメリカをはじめ多くの国から嫌われているロシアも魅力的な投資先だと書かれています。

なぜならこれらの国は、誰からも信用されていないので多くの借金ができないがゆえに債務が少ないことなどがあげられています。

 

一方でみんなが安心・安全だと信じている米国株や米国債には魅力がないと切り捨てています。

また、ETFが人気になっていることにも注意が必要だと説いているのがジム・ロジャーズらしなと感じます。

日本では、これらの投資が人気になりつつありますが、やはり人気が出てくるということはそれだけリターンが少なくなります。

それゆえに、誰にも注目されていないような企業やものに投資することが大切だということは、肝に銘じておきたいですね。

歴史は韻を踏む

本書の中でたびたび書かれていることが、歴史を学ぶことの重要性です。

歴史は同じことの繰り返しではありませんが、同じようなパターンを繰り返すので、歴史を学ぶことで未来を予測しやすくなるということなのでしょう。

たとえば、本書では、アメリカが1929年に関税法を通したことにより、株式市場が大暴落し、世界恐慌になり、その後の戦争につながっていったことを例に上げています。

もちろんこれは、現在の米中の貿易摩擦を意識してのことです。

今後の展開がどうなるかはわかりませんが、過去にそういった歴史があったことを知っていれば貿易摩擦に勝者はおらず誰も得をしない馬鹿げた行為であることがわかります。(米国の大統領にはわからないようですが)

 

今は、第二次大戦後から続くアメリカの時代ですが、それすらも永遠に続くものではありません。

かつての大英帝国は、ヨーロッパの一島国となり、現在はブレグジットでもめています。

スペインにせよポルトガルにせよかつての栄光は過去のものになっています。

そういった視点で見てみればアメリカが覇権を握る時代もいつかは終わる日が来ることがわかります。

それこそが歴史を学ぶことの重要性なのでしょう。

独裁者が悪いわけではない

また、本書の中で面白いのが必ずしも独裁者が悪だとは限らないと断言しているところです。

こんなこと日本でいったら間違いなく叩かれますし、多くの人から嘲笑されるでしょう。

しかし、著者はシンガポールのリー・クアンユーを例にあげて、独裁者が国の発展につながることもあることを示しています。

要は、独裁者の器次第だということです。

 

日本も戦後の発展は今の自民党によるほぼ一党独裁システムが機能してきたからという側面もあるでしょう。

つまり、独裁そのものが悪いわけではなく、権力を国民のために有効に使うのではなく、乱用する人物こそが悪なのです。

ただ、人はそれほど強くはありませんから、権力があればそれを自分のために使いたいと誘惑に勝つことは困難です。

それゆえに多くの独裁者は、ダークサイドに落ちていくのでしょう。

さて、習近平やプーチンは未来にどのような評価をされるのでしょうか。

ちなみに本書で、ジム・ロジャーズは安倍をディスっていますwww

世界を旅した投資家の視点を学ぶ

ジム・ロジャーズの分析が正しかったかどうかは5年後、10年後にならなければわかりません。

しかし、こういう見方もあるということを知ることができるだけでも本書を読む価値はあります。

また、インタビューをベースにまとめられている新書なので、サクサク読むことができます。

気楽な気持ちで、日本ではあまり知られていない世界の投資家の視点を学びましょう。

ジム・ロジャーズの本ではこちらの冒険ものもめちゃくちゃおもしろいです。

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ウォールストリートジャーナル

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